GOLDEN☆BEST 西田敏行

西田敏行 GOLDEN☆BEST 西田敏行歌詞
1.風に抱かれて

作詞:喜多條忠
作曲:芳野藤丸

言葉はもう欲しくはないから
やさしい人でいたい
夢を誘う 夜明け前の
静けさの中で

微笑がひとつ 淋しさがひとつ
風の中で揺れている
愛した人達 去りゆく人達
振り向けば そこに朝がある

都会はもう眠りの時
今は深く めざめ
街のあかり 揺られるままに
旅をつづける

よろこびの日々も かなしみの日々も
心のままに生きてゆく
雲のすき間から 明日が見えるまで
風に抱かれて走ろう

よろこびの日々も かなしみの日々も
心のままに生きてゆく
雲のすき間から 明日が見えるまで
風に抱かれて走ろう


2.娘たちよ

作詞:東海林良
作曲:木村昇

元気でいてくれ あどけない子供らよ
過ぎた日たどって 泣いちゃいけないよ
いつかは人は皆 別れてゆくのさ
想い出だけじゃ 昨日と明日はつなげない

生きてる今を 信じることさ
汚(けが)れなく 誇らしく ひたむきに
街はずれ 都会に めずらしく
青空が見える

大きく掌(てのひら) 春風にかざして
君の明日を 占なうもいいさ
いつかは愛する 人を想って
約束だけじゃ 男と女は愛せない

幸福(しあわせ)なんて もらいものだから
悔いのない 人生を つかむのさ
街はずれ 都会に めずらしく
青空が見える


3.もしもピアノが弾けたなら

作詞:阿久悠
作曲:坂田晃一

もしもピアノが弾けたなら
思いのすべてを歌にして
きみに伝えることだろう

雨が降る日は雨のように
風吹く夜には風のように
晴れた朝には晴れやかに

だけど ぼくにはピアノがない
きみに聴かせる腕もない
心はいつでも半開き
伝える言葉が残される
アア アー アア…
残される

もしもピアノが弾けたなら
小さな灯りを一つつけ
きみに聴かせることだろう

人を愛したよろこびや
心が通わぬ悲しみや
おさえきれない情熱や

だけど ぼくにはピアノがない
きみと夢みることもない
心はいつでも空(から)まわり
聴かせる夢さえ遠ざかる
アア アー アア…
遠ざかる


4.いい夢みろよ

作詞:阿久悠
作曲:坂田晃一

きみは今日 はじめての悲しみに
人を信じることを忘れてしまった
この世に裏切りもあるけれど
それとおんなじ数の誠意もあるのさ

つめたい水で 顔を洗い
唇に紅でも薄くさして

眠れ 眠れ
眠れ 眠れ
眠れ 愛するきみよ
いい夢みろよ

きみの手は しあわせを取り落し
人を愛することを忘れてしまった
傷ついたその胸を抱くよりも
熱い心の人にさわってごらんよ

パジャマのボタン 一つはずし
やわらかい枕に頬をうずめ

眠れ 眠れ
眠れ 眠れ
眠れ 愛するきみよ
いい夢みろよ


5.坂道の酒場

作詞:伊藤アキラ
作曲:森田公一

夏も終りというのにその夜は
(妙に) 暑苦しい晩だった
ふらりと寄った坂道の酒場
隣りの女が話しかけた
「ひとりでお酒をのむなんて
かなしいわね……
ひとり同志が会うなんて
もっとかなしいことだわね」
俺は「ええ」とか「まあ」とか言って
軽く流して聞いてたけれど
ゆれる女のペンダント なぜかみつめて心がゆれた

「月がまっかに見える」と言いながら
(じっと) 俺の顔をのぞきこむ
いやおうなしに肩先きがふれて
ほのかな香りがなまめかしい
「あなたは恋をしているの?
していないわね
恋をしている人たちと
今は飲みたくないものね」
俺は「ええ」とか「まあ」とか言って
軽く流して聞こうとしたが
夏の終りにのむ酒は にがいもんだとしみじみしみた


6.いかすぜ!この恋

作詞:大瀧詠一
作曲:大瀧詠一

やさしく愛して 冷い女 本命はお前だ
今夜は一人かい? 胸が燃えるぜ Teddy Bear

冷たくしないで 僕の天使よ 君の気持教えてね
どっちみち俺のもの いかすぜ! この恋

マリーは恋人 忘れ得ぬ人 あなたを離さない
恋にしびれて 好きにならずにいられない

内気な打ち明け チャンス到来 望みがかなった
恋の大穴 思い出の指環 Too much

Love me like a baby, kiss me quick
I need your love tonight
It's now or never, good luck chance
I want you, I need you, I love you

僕は君のもの キッスにしびれた 恋は激しく
君と僕はいつまでも 似合いのカップル

いかすぜ! いかすぜ! この恋
エルビス……… フォーエバー


7.ロンリー・ティーンエイジ・アイドル

作詞:大瀧詠一
作曲:大瀧詠一

可愛い Teen-age idolと みんなに僕は
呼ばれているけれど 心は Mr.Blue
いつか ステキなパインナップル・プリンセス
見つけた時は
腕組み Walking in the sun shine
踊ろよベイビー Moon light dance
拍手の嵐 歓声 プレゼントの山
けれど恋人いなけりゃ 何もないのと同じさ
むなしい気持ちは Empty feeling
いつまでも続く 一人ぼっちの Lonely
Mr.Lonely, I need love
Lonely, I need love

夢見る Teen-age idol みんなの Lucky star
誰れにも云えぬ悩み Oh! I'm lonesome No.I
もしも イカシタ Pretty little angel
めぐり逢えたら
いつまでも I'll love you
Never never 離さない
旅からの旅の Every day ホテルで Every night
時には叫びたくなる 普通の男に戻りたい
僕は孤独な Teen-ago idol
ふるえる Blue bule heart 一人ぼっちじゃ Lonely
Only lonely, I need love
Lonely, I need love

夜ごと 夜ごと 泣いている
涙の Satin pillow
Long long & lonely night
夢の恋人も出て来ない
だけど 僕だけの Beautiful baby
はやく見つけて
一人ぼっちに Good bye
Hello happy, I love you
Happy! きっと


8.Gonna Be No.1

作詞:奈良橋陽子
作曲:ミッキー吉野

客席のいちばん前
今日もまた来てるよ
可愛い僕のあの娘だよ
舞台を見ている

僕からけっして目をはなさず
時に笑いころげ
あの子は僕が エンタテイナー
一番と願っている

I'm gonna be gonna be
I'm gonna be No.1 For my little girl tonight
おれはお前のためにNo.1 なってみせるぞ
I'm gonna be gonna be
I'm gonna be No.1 For my little girl tonight

おれはやった こんな乗り
今夜がはじめて
舞台は成功したけど
She was sleeping like an angel
She was sleeping like an angel
あの娘は寝てる

I'm gonna be gonna be
I'm gonna be No.1 For my little girl tonight
おれはお前のためにNo.1 なってみせるぞ
I'm gonna be gonna be
I'm gonna be No.1 For my little girl tonight

おれはやった こんな乗り
今夜がはじめて
舞台は成功したけど
She was sleeping like an angel
She was sleeping like an angel
あの娘は寝てる

I'm gonna be gonna be
I'm gonna be No.1 For my little girl tonight
おれはお前のためにNo.1 なってみせるぞ


9.風見鶏こっち向いた

作詞:みなみらんぼう
作曲:山本寛之

ほほえみが 似合いの 君なのに
今日はなぜ うつむいて
丘の上見える 風見鶏
あっち向いた 午後の風
青春はしんきろう あこがれはまぶしい
悲しみは裏返し ジグザグのパズル
風見鶏 こっちを向く頃
君はすこし 大人になるだろう

教室の窓から ボンヤリと
今日も君 眺めてた
丘の上見える 風見鶏
空は晴れ 西の風
青春は迷い道 やさしさのはぐれ雲
しあわせはつかの間の 虹のようなドラマ
風見鶏 こっちを向く頃
君はすこし 大人になるだろう


10.青春二人づれ

作詞:みなみらんぼう
作曲:山本寛之

ゆがんだガラスで のぞいたみたいな
ひしゃげた僕の 青春だから
地図も持たずに 歩いてきたのさ
あしたの風は東か西か
ポケットにわずかな想い出と希望
あたたかい涙は君のために流そう
二人で行こうか 肩よせあって
君に出逢って やさしくなれたよ

誰も一人じゃ 歩いてゆけない
ふれあう肩の ぬくもりしみた
君もずいぶん 苦労をかさねて
曲りくねって歩いてきたね
髪の毛に かすかな湯上りの香り
だきしめたその夜は星空のパノラマ
二人で行こうか 肩よせあって
君に出逢って やさしくなれたよ


11.たったひとつの歌だけど…

作詞:湯川れい子
作曲:井上大輔

めぐり逢いの数だけ
別れの涙を
いつか味わうものなんだね
そんな悲しみさえも
気づかぬあなたの
若さまぶしく なるんだよ

今は たった一度の季節だから
走ってごらん 風のように 速く

待ち続けてる奴が
ここにひとり居るから
帰っておいでよ 疲れたら

笑えない春もある
寒い夏も来る
終りない冬のさなかでも
思いやりの数だけ
よろこびにふれて
花のありかが 解るのさ

もしも 走り続けてつまずいたら
泣き出す前に 想い出して この歌

待ち続けてる奴が
ここにひとり居るから
帰っておいでよ 照れないで

待ち続けてる奴が
ここにひとり居るから
帰っておいでよ 照れないで


12.淋しいのはおまえだけじゃない

作詞:小室等
作曲:小室等

思い通りもならなくて
すねてみせるもできなくて
真面目ぶるのも柄じゃなく
気がつきゃいつでも道化者
陽の射すところに縁などないのなら
せめて酒場のネオンの下で
酔いにまかせて つぶやいてみる
「淋しいのはおまえだけじゃない」

思い寄せれば遠ざかる
街の灯りが目に痛い
甘えるところが欲しくても
そこはいつでも他人(ひと)の街
グラスを片手にいつまで誰を待つ
空いたボトルに思い出そそぎ
酔いにまぎれて つぶやいてみる
「淋しいのはおまえだけじゃない」

さよならなどと言ってみて
旅立つふりをしてみても
泣いてる背中をかくせない
強がる気持ちかくせない
乾いた心に酒など流しこむ
一人芝居のいつものセリフ
酔いにただよい つぶやいてみる
「淋しいのはおまえだけじゃない」


13.Be Yourself With Me

作詞:山上路夫・奈良橋陽子
作曲:ミッキー吉野

元気がないみたいだ 何かあったのかい
僕でいいなら訳を 話してごらんよ
口に出してみれば 少し楽になる
You Know 僕は人生のちょっぴり先輩だよ

おいで 誰もつらいこと
持ってるものだよ
悩みならば 打ち明けて
You can be yourself with me
だからそんな顔せずに
You can be yourself with me
君の笑顔見たいのさ
You can be yourself with me
君らしく

いつもその瞳は きらめいてたよ
僕は出来れば君に 力をかすよ
一人だけじゃ誰も つらさ薄れない
I Know 君の涙なら僕がぬぐえるだろう

おいで 誰もつらいこと
持ってるものだよ
悩みならば 打ち明けて
You can be yourself with me
だからそんな顔せずに
You can be yourself with me
君の笑顔見たいのさ
You can be yourself with me
君らしく

だからおいで 誰もつらいこと
持ってるものだよ
悩みならば 打ち明けて
You can be yourself with me
そしてそんな顔せずに
You can be yourself with me
君の笑顔見たいのさ
You can be yourself with me
君らしく……Just be with me


14.木綿の愛情

作詞:杉紀彦
作曲:あかのたちお

すきだ……
君をはなせない
ぼくのそばにいてくれ
君がそこにいるだけで
泪も何故かあたたかい
ぼくが今 欲しいものは
お洒落した 君じゃないよ
白い木綿みたいな
風にそよぐほほえみ
君の愛

すきだ……
何も言わないで
ぼくについて来てくれ
君の愛を一人占め
これから先の生甲斐さ
ぼくが今 欲しいものは
お洒落した 君じゃないよ
白い木綿みたいに
生れついた優しさ
それだけさ

ぼくが今 欲しいものは
お洒落した 君じゃないよ
白い木綿そのまま
君の生きるすべてが
すばらしい


15.想い出のサンフランシスコ

作詞:D.CROSS・G.CORY
作曲:D.CROSS・G.CORY

I left my heart in San Francisco
High on a hill it calls to me
To be where little cable cars
Climb half way to the stars
The morning fog may chill the air
I don't care

My love waits there in San Francisco
Above the blue and windy sea
When I come home
To you San Francisco
Your golden sun will
Shine for me


16.ラブミーテンダー

作詞:E.PRESLEY・V.MELSON
作曲:E.PRESLEY・V.MELSON

Love me tender love me sweet
Never let me go
You have made my life complete
And I love you so

Love me tender love me sweet
All my dreams fulfill
For my darlin' I love you
And I always will


17.もしもピアノが弾けたなら(オリジナル・カラオケ)


18.人生ららばい

作詞:池田充男
作曲:青山八郎

いつも男は 背中で夢をみる
人情いちまい ひらひら淋しいね
ひとりとび出しゃ 頭を叩かれる
もぐらたたきの 人生どんと来い

泣いてたまるか 負けてなるかよ
夕陽がまぶしい こころが熱い
愛があるから この世は生きられる

風ようたおう 男のラブソング
いつも男は 浪漫を追いかける
そして傷つき 大空あおぐのさ
握りこぶしの いたみを抱きしめて
飛ぶぜ明日へ 人生まよい鳥
泣いてたまるか 負けてなるかよ
夕陽がまぶしい こころが熱い
愛があるから きれいに花も咲く
君に贈ろう 男のラブソング

泣いてたまるか 負けてなるかよ
夕陽がまぶしい こころが熱い
愛があるから この世は生きられる

君に贈ろう 男のラブソング


19.心にてるてる坊主

作詞:秋元康
作曲:タケカワユキヒデ

君の瞳の海に
悲しみの波
こぼれ落ちないように
抱いてあげるよ

どんなにつらいことも
両手の中で
とても素敵な夢に
かえてあげるよ

いつでも微笑みさえ
忘れなければ
きれいな青い空が
いつか見えるさ

雨が降る日もあれば
晴れの日もある
空の天気のように
思ってごらん

瞳に傘をさして
口笛吹けば
ゆううつなくもり空も
すぐに晴れるさ
ねえ 心にてるてる坊主

いつでも微笑みさえ
忘れなければ
きれいな青い空が
いつか見えるさ
ねえ 心にてるてる坊主
ねえ 心にてるてる坊主


20.ルネッサンス

西田敏行・桃井かおり
作詞:阿久悠
作曲:坂田晃一

幻の鳥は あなたの胸で
飢えて 渇いて 身悶えている
ある日 それに気づいた
うつむかない詩人のように

勇気と道化(どうけ)は紙一重
誠意と愚かも紙一重
だけど僕ならば あなたがわかる

月の光があれば手紙が読める
雨のしずくがあればピアノが聴ける
愛はRENAISSANCE
男と女はRENAISSANCE

砂山の砂に 埋(うず)めた夢を
いつか女は確かめに行く
ある日 それを見つけた
あきらめない子供のように

自由と孤独は紙一重
微笑(びしょう)と嘆きも紙一重
だけど私には あなたがわかる
あなたがわかる わかる

部屋にマッチがあれば希望を照らす
紙の飛行機あれば未来へ翔(と)べる
愛はRENAISSANCE
男と女はRENAISSANCE


21.YOU ARE MY 美人 SHINE

西田敏行・桃井かおり
作詞:阿久悠
作曲:坂田晃一

You Are My 美人(シャン) Shine
きみの肌に
You Are My 美人(シャン) Shine
ふれて想う
You Are My 美人(シャン) Shine
時よ止まれ 愛に姿かかえたままで
いのち短しと花にたとえて
美(うる)わしの乙女ごの心を開く
You Are My 美人(シャン) Shine
きみの頬に
You Are My 美人(シャン) Shine
紅をさして
You Are My 美人(シャン) Shine
古い衣(ころも) 風の中に脱いで走れ

You Are My 美人(シャン) Shine
きみの胸の
You Are My 美人(シャン) Shine
音を聴けば
You Are My 美人(シャン) Shine
愛の鼓動 海に満ちる潮のように
固いいましめを解いて歌えば
美(うる)わしの乙女ごの素顔が光る
You Are My 美人(シャン) Shine
きみの瞳
You Are My 美人(シャン) Shine
揺れる時に
You Are My 美人(シャン) Shine
愛を抱け 夢の中で髪をといて


22.二番目に云いたいこと

作詞:西田敏行
作曲:坂田晃一

なぜだか今夜は足の裏 ハテ?
かゆくてかゆくてたまらない
昔の水虫出てきたか サテ
心当たりはないけれど

道行くまわりの人は皆 ハテ?
すまして歩いているけれど
どこかがかゆくはないのかな サテ
すましているからわからない

あなた! どうですか
ムズムズとしませんか
なんて聞けなくて
石を蹴って帰る
我慢をすれば男になれる
そんなはずはないね カユイヨ

思えば子どものあのころは ソウ!
はだしで歩いていたものね
かゆけりゃ両手の爪を立て ウム
すぐにゴシゴシかきむしる

大人になるから靴をはく ソウ!
おまけにその上 嘘もはく
かゆくてかゆくてたまらない ウム
大人はかゆくてたまらない

あなた! どうですか
ムズムズとしませんか
なんて聞けなくて
酒をのんで帰る
酔いからさめて 一人になれば
胸の裏がうずく カユイヨ


23.夕焼け

作詞:山川啓介
作曲:滝沢良

夕焼け雲が赤く 街を抱きしめて
ゆっくり時は流れ ぼくは少年になる
旅をつづける人 旅から帰る人
誰も孤独な 鳥さ
休めろよ いのちを
疲れた羽を 閉じて

生きてゆくことって つらいゲームだね
だけど生きてるから あしたがやってくる
どんな悲しみさえ 今なら忘れそうさ
空が静かに 笑う
今日はもう 終りと
お帰り涙を ふいて

誰も孤独な 鳥さ
それぞれの 人生
やさしくつつむ夕焼け


24.幸福の目じるし

作詞:阿久悠
作曲:坂田晃一

(ナレーション)
神さまはものぐさで眼鏡を忘れ
幸福を求めている人に気がつかない
だから人はいつでも幸福の目じるし
身につけていなければいけないという

もしも いつか ぼくの愛に気づいたなら
バラ色のスカーフを手首に巻いて
そよ風が吹く中を歩いておくれ
幸福の便りが訪れるだろう

一枚で不安ならば 二枚三枚
躰中をバラ色に飾ればいい

神さまより このぼくが先に見つけて
愛の言葉と土産を持って行く
幸福の目じるしの バラ色のスカーフ
バラ色のスカーフ

もしも 何か 胸につかえ切ない時
バラ色のスカーフを窓辺にかけて
人の目につくようになびかせてくれ
明るさが部屋中流れこむだろう

一枚が淋しいなら 二枚三枚
空の色もバラ色に染めればいい

はるか彼方はなれても見える筈だよ
夢のつづきと希望を抱いて行く
幸福の目じるしの バラ色のスカーフ
バラ色のスカーフ


25.想い出の舞台装置

作詞:小椋佳
作曲:小椋佳

映画がはねて
夜更けのCoffee shop
貸切りの時間を
語り合ったね二人
みつめ合ったねじっと
起きたまま 夢を
夢を見てたね あの日

逢いたいたびに
ポケットの中の
小銭を嘆いた
安上がりのデート二人
狭い部屋のLoveそれも
僕にはぜいたく
ぜいたくだったあの日

街はどこだって
二人のための
舞台装置
いつも主役の季節だった
アー アー

街角 見かける
君のはずがない
ポニーテール
見とれて見送る
輝いてたね二人
抱きしめあえばいつも
周りのすべて
すべて忘れたあの日

街は今だって
人待ち顔の
舞台装置
消えた主役懐かしいと
アーアー

街はどこだって
二人のための
舞台装置
いつも主役の季節だった
アー アー アー
想い出の中の舞台装置


26.時の旅人

作詞:武田鉄矢
作曲:堀内孝雄

緑の草に 抱かれて
手のひら 枕に 少し眠ろう
何を急いで 生きてきたのか
こんなに静かな 空の下で
流れる雲が 昔話を
つぶやきながら 過ぎてゆく
陽が照っていた 一億年前も
今日と同じような 青い空だった

海に沈む 夕日の前で
やさしくなろうと しみじみ思う
私の心よ もっと広がれ
夕焼け映す 海のそばでは
寄せくる波が 思い出話を
遠い沖から 運んでくる
誰かが すわってた 一万年前も
おまえと同じように 白い浜辺に

雨が降っていた 二千年前も
誰かがぬれていた 私のように
誰かがぬれていた 私のように


27.虹

作詞:大津あきら
作曲:杉本真人

苦い想いをする度に
さからって つまずいて
又 夢見る頃の少年になりたがる
悪友と素顔で 飲む度に
せつなくて 安らいで
旅の重さと できない自由に憧れる

ああ風から風へと
走り抜け
ああ虹は光るか この街に
めぐるめぐる季節に泣いて
それでも熱く… 胸は熱く…

空の青さに気付かずに
うつむいて さすらって
今日も幸せのかけらを 探してる
今夜 恋唄(ラブソング) 聞きながら
泣けるほど 痛いほど
めぐり逢いたい 青春の日々の輝きに

ああ夢から夢へと
走り抜け
ああ明日はかわくか この涙
はるか はるか 誰かを愛し
まだまにあうと… まにあうさと…

ああ風から風へと
走り抜け
ああ虹は光るか この街に
めぐるめぐる季節に泣いて
それでも熱く… 胸は熱く…


28.男達のララバイ

作詞:たきのえいじ
作曲:大木トオル

ほほづえついて 酔いしれる
男の背中に 顔がある
忘れかけた 少年の日が
こころの海を 静かに横切る

アスファルトの 都会の隅で
ふぞろいの 人生を
時の振り子が 刻んでゆく

耳をすませば 聞こえてくる
男達のララバイ
耳をすませば 聞こえてくる
男達のララバイ

言葉にすれば 寒すぎて
浮かれることだけ 上手くなる
時の早さに 取り残された
無邪気な日々が そっとあざ笑う

肩を丸めた 似た者同志
思い出を 脱ぎすてて
熱く乾杯 するのもいい

耳をすませば 聞こえてくる
男達のララバイ
耳をすませば 聞こえてくる
男達のララバイ

耳をすませば 聞こえてくる
男達のララバイ
耳をすませば 聞こえてくる
男達のララバイ


29.涙のシークレットラブ

作詞:宇崎竜童
作曲:宇崎竜童

シークレットラブ 愛されても 溜息ばかりが
シークレットラブ 哀しみを まさぐるように
シークレットラブ 傷ついても 優しさばかりが
シークレットラブ 口づけさえ 涙に濡れる

通いなれた 部屋の隅で
灯りもつけずに 壁にもたれて

シークレットラブ 想い出さえ 誰にも言えずに
シークレットラブ 今の私 ぬけ殻みたい

鍵をあけた ドアの前で
灯りもつけずに 頬杖ついて

シークレットラブ 想い出さえ 誰にも言えずに
シークレットラブ 音をたてて 絆が切れた


30.旅立たずにはいられない

作詞:喜多條忠
作曲:山崎一稔

ビルや人の流れに クルリ背を向けて
忘れかけていたものを みつけるための旅に出る

赤い夕焼け雲に フワリ心を乗せて
ほんとの自分がどこにいるかを 探す旅に出る

生きているよろこび 生きている淋しさが
胸のポッケに のぞいているよ

心のやさしい人に会いたいのさ 目と目で話せる人がいい
海に沈む夕陽 ふたりで指差して
心のやさしい人に会いたいのさ 言葉のいらない国がいい
夢とふたりきりで 語りたい

白い一番星が ポツリ光る頃に
つらい想い出たちや涙を 捨てる旅に出る

さすらえばなおさら 哀しみが増えてゆく
そんな気もする あゝ旅あかり

瞳のきれいな君に会いたいのさ 傷つきやすくて泣き虫で
信じあうことが 出来れば それでいい
瞳のきれいな君に会いたいのさ 子供のまんまで大人になって
夢を追いかけてる 君がいい

生きているよろこび 生きている淋しさが
胸のポッケに のぞいているよ

心のやさしい人に会いたいのさ 言葉のいらない国がいい
夢とふたりきりで 語りたい


31.冷たくしないで

作詞:多夢星人
作曲:谷村新司

きみの白く光る 寝顔見つめ
今夜もまた眠れない
この広い空の下で二人
生きる うれしさに

夢みているね ちょうど今
うっすらと頬そめて
またしあわせをかき抱(いだ)く
そのしぐさいとおしい

どうかこの娘(こ)にだけは
冷たくしないで
神よ運命よ
お願いします

きみが少しねだる 愛の言葉
ぼくは照れて話せない
この顔を見れば わかる筈と
いつも背を向ける

色づいてるね 今朝もまた
くちびるも あざやかに
胸ときめかせ ラブソング
このぼくに聞かせてる

どうかこの娘(こ)にだけは
冷たくしないで
神よ運命よ
お願いします

どうかこの娘(こ)にだけは
冷たくしないで
神よ運命よ
お願いします
神よ運命よ
お願いします


32.とりあえずは元気で行こうぜ

作詞:青島幸男
作曲:青島幸男

マグロだってイワシだって一匹は一匹だ
お前だって俺だって一人は一人
時には昇る朝日の様に
ギンギラギンのギンギラギン
時には空飛ぶカモメの様に
ヒラヒラのヒラヒラリン

とりあえずは元気で行こうぜ

※ギンギラギンのギンギラギン
ヒラヒラのヒラヒラリン
ギンギラギンのギンギラギン
ヒラヒラのヒラヒラリン※

ヒゴイだってメダカだって一匹は一匹だ
大人だって子どもだって一人は一人
時には燃える炎の様に
ギンギラギンのギンギラギン
時には浮かれる蝶々の様に
ヒラヒラのヒラヒラリン

とりあえずは元気で行こうぜ

(※くり返し)

ヒラメだってオコゼだって一匹は一匹だ
男だって女だって一人は一人
時には逆巻く怒涛の様に
ギンギラギンのギンギラギン
時には舞い散るコノハの様に
ヒラヒラのヒラヒラリン

とりあえずは元気で行こうぜ

(※くり返し×2)